家の中に傷がある

住まいに関するトラブル

家の中に傷がある

床

最初の段階できちんと申告する&写真を撮る

何度か住人が入れ替わっている物件の場合、
修繕していない傷が残っていることがあります。

そもそも、住宅を次の住人に貸す時に「すべての傷を修繕してから貸す」という必要はありませんので、
傷があるのは当たり前なのです。

ただ問題なのは、その傷を「誰がつけたか」ということ。

住宅会社や家主側では、部屋を他の人に貸し出す際に傷がある場合は「その箇所を写真に撮り、
記録しておく」というのが普通です。
それをしないと、もしかして次の住人が傷をつけたかのようになってしまう可能性があるため。

でも、もしかするとその記録が業者側にないかもしれません。

家を貸してくれる人を疑うのは嫌ですが、こういったトラブルが絶えないのも不動産業界の常ですので、
「万が一」を想定しておくのは大事です。

まず、家に入るときは事前に部屋の中の傷や汚れをチェックし、
写真におさめておくこと。

それから業者もしくは家主に連絡し、傷のことを伝えましょう。
こういうことは早い方がいいので、しっかりと対応をしておく方がいいです。

傷の問題はうやむやにしない

うっかりミスであることもありますが、住む前からあった傷を退去する際に
「あなたのせいだ」と言われた場合、それはとても悪質な業者である可能性があります。

今ではだいぶ減りましたが、まだまだ悪質でとんでもない業者がいるというのも現実。

人を疑うのはいいことではないですが、あらゆる可能性を想定しておくことも非常に重要です。

フローリングの傷や壁紙の劣化・汚れに関しては、過去に訴訟沙汰になったこともある問題なので、
「万が一」を想定して対策を整えておくことはとても大事です。
むしろ、それをやらなくてはいけません。賃貸物件を借りることも、
広い意味で言えば「契約」です。その契約に関して、
条件をはっきりさせておくというのはむしろ必然であり、必要不可欠なこと。

報告すべきことをきちんと報告することは、のちのトラブルを減らすことにもつながります。

契約書はしっかり読んでおく

また、契約書をしっかりと読んでおきましょう。
契約書によって退去の際の条件などが違ってきますので、
これをきちんと読んで「どの負担がかかってくるか」を考えておくことは重要です。
また、契約前に契約の内容はきちんと確認しましょう。
一番確認しておきたいのは、更新料があるかどうかです。
契約更新時にお金が発生するかどうかは知っておかないと不利になるので、きちんと調べておきましょう。

 

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